必殺！本郷係長日記

今回の内容はリアルに暗いです。

無理な方は、今のうちにお引取りくださいまし。

今年の6月13日のことは、恐らく一生忘れられでしょう。

偉大な男が天に召された日。

僕の中で、一つの希望が砕け散った日。

あれから3ヶ月。

追悼興行として行われたＮＯＡＨ武道館大会は、誰一人として本領を発揮出来なかった、なんとも虚しい大会のように感じました。

少なくとも僕には、今後の方舟がどのような舵を取るのかを想像し、希望を見出すことは出来ませんでした。

あれだけのメンバーが揃い、あれだけのカードが組まれ、あれだけの会場でやっても、「三沢光晴不在」という厳しく悲しい現実を、ひと時でも忘れることは出来ませんでした。

緑のマットに三沢がいない。

メインイベントまで待っても三沢のコールがない。

スパルタンＸが鳴らない。

もうそれは、ＮＯＡＨと呼べるものではないのかもしれません。

3ヶ月経って、ようやく落ち着いてきたかと思っていましたが、会場に足を運び、改めて「三沢光晴不在」を肌で感じ取った時、僕は感情を抑えることが出来なくなってしまいました。

今後、プロレスとどう向き合っていくべきなのか、本気で考え、自分なりの結論を出そうかと思います。

歴史にＩＦはない。

どう悔やんでも、過去は変えられませんが、事実を受け入れることだけでも、もう少し時間がかかりそうです。

一つの時代の終わりが、こんなにも悲しく虚しく、切ないものだとは思いませんでした。



尊敬する三沢光晴さん、改めてご冥福をお祈りいたします。